あらすじ
「会社でダメなら、外ならいいですか……?」
あの日から週末を挟んで四日。生理という言い訳でかろうじて理性を繋ぎ止めていた京子(36歳)だったが、解禁を察した年下部下・高橋(23歳)からの無言の熱視線に息を呑む。
残業後の給湯室で二人きりになった途端、おどおどと両手を彷徨わせながら必死に迫ってくる高橋。「会社ではダメ」と一度は上司としての理性を振り絞って拒絶する京子だったが、涙目になりながら「ずっと京子さんのことばかり考えていた」と縋りつくシャイな彼のピュアな執着に、またしても「断れない悪癖」が発動してしまう。
会社を出て京子の自宅最寄り駅へ向かうも、閑静な住宅街にラブホテルなど一軒も見当たらない。
「僕、また何もできなくて……」と捨て子犬のように自分を責める高橋の情けない姿に、長年乾いていた京子の母性と母胎のような優しさが限界を迎える。
「夫は単身赴任中で、誰もいないの。……だから、うちに来る……?」
夫の気秘が残る留守宅へと年下部下を連れ込む、決定的な背徳の扉が開かれる――。
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