夜の廃林は、鉄と土と、熱い吐息の匂いで満ちている。仲間の足跡は途中で消え、戻る灯はどこにもない。残された女冒険者を待っていたのは救助ではなく、魔物の群れだった。
革の胸当ても、聖職者の白い衣も、魔女の黒マントも、怪物の前ではただの飾りにすぎない。留め具は股間だけ外され、胸当てはまくれ、裾は腰までたくし上げられたまま、朽ち葉の上に体が押しつけられる。鎧の縁が肌へ食い込み、布は汗でべたりと貼りつく。
緑の肌が胸へ這い、赤黒い巨躯が腰を抱え、牙を剥いた獣が首筋へはぁ、はぁと熱を吐く。分厚い先端が合わせ目をこじ開け、ぬちゅ、ずちゅっと奥まで沈む。一度では終わらない。引き際に白濁がじゅわり、とろりと太腿を伝い、冷えた金属の内側でぬちゃ、ぐちゅと音を立てたまま、次の先端が同じ穴を押し開く。汗は腹に膜を作り、吐息は首筋で溶け、拒否の声は夜気に掻き消される。
口を塞がれ、膝を割られ、仰向けのまま胸を晒されても、女は首を振り続ける。求めてはいない。悦んでなどいない。熱と重みと、防具の内側で止まらない水音を、ただ拒否している。月明かりは鎧の凹みに溜まった汗だけを光らせ、失った仲間の影は戻ってこない。
残された女を固定しているのは、冷たい防具の枠だけだ。夜は明けず、群れは交代し、白濁は継ぎ目からとろとろと溢れ続ける。貫かれる動きは止まらない。還る道は、もうどこにもない。
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